2019年12月15日
皆さま、こんにちは。
最近ブログを更新しておりませんでしたので、今回久しぶりの更新となります。
年の瀬の時期が間近(といっても実際あと2週間程度ありますが)に迫る中、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
近隣の小学校では学級閉鎖がちらほら出始めておりましたが、
当院でもここ1,2週間でインフルエンザと診断される方が増加してきております。
お子さまがインフルエンザと診断された後に注意すべき点があります。
実はインフルエンザがインフルエンザのみで終わらない場合があるのをご存知でしょうか??
つまり、インフルエンザはインフルエンザだけでなく、他の病気を同時に引き起こすこと(合併症といいます)があるんです。
「インフルエンザのときに起こる合併症??・・・インフルエンザ脳症だ!」と思いつく方もいらっしゃるかと思います。
それも確かに重要な見逃してはいけない合併症です。
でも、実は「中耳炎」や「肺炎」のほうが、よっぽど多く見られる合併症なんです。
とくに、肺炎に関しては、5歳未満というだけで要注意として扱われます。
意外でしたでしょうか??案外初めて知ったという方も多いのではないでしょうか。
通常のインフルエンザに感染しただけであれば、4日目くらいまでには解熱します。
万が一、発熱が5日間以上続くときは、肺炎や中耳炎などを合併している場合がありますので、
「発熱が5日間以上続くときは必ず受診」をお願いします!