ニキビの内服薬 イソトレチノイン(アクネトレント)

【ニキビ治療薬 イソトレチノイン(アクネトレント)】

現在在庫商品を正規ルートより取り寄せ中につき、薬をお渡しできる日は2026年1月中旬頃を予定しております。
大変申し訳ございませんが、今しばらくお待ち頂きますようお願いします。

* 診察費、血液検査の費用が別途かかります*
診察費 1,500円
2ヶ月目以降は、薬を購入する場合には診察費用はかかりません。

血液検査 3,300円(初回(※1)、1ヶ月、以後は3ヶ月ごと)
(※1):直近3ヶ月以内の血液検査があれば初回検査はパスします。結果を必ずご持参下さい。
(上記金額は全て税込み価格です)

 

< 商品一覧 >

イソトレチノイン(アクネトレント)20mg 30錠【価格:19,000円(税抜)】

< イソトレチノイン(アクネトレント)の作用 >

①皮脂の分泌減少
皮脂を分泌する皮脂腺を退縮させ、皮脂の分泌を減らす

②毛穴のつまり減少
皮膚の角化を抑制し、毛穴のつまりを防ぎます

③アクネ菌の増殖抑制
微小環境を変化させることでアクネ菌の増殖を抑制します。

< イソトレチノイン(アクネトレント)の効果 >

  • イソトレチノイン(アクネトレント)は、欧州や米国の治療ガイドラインで推奨されており、中等度~重度のニキビ治療に広く用いられています。
  • 使用した方の60〜70%で改善を認め、再発は30%以下とされています(1~2%の方には、全く効果が認められないと報告あり)。

< 内服前に必ずお読みください >

(適応となる方)

  • 重症なニキビの方(※保険治療で改善がみられない方)
  • 難治性で繰り返し跡が残ってしまう方

※診察で軽度〜中等度で保険治療が未治療な方への処方はお断りさせて頂きます。
※当院でもニキビに対する保険診療は可能ですので必要に応じてご相談ください。

(使用できない方)

・妊娠している方(妊娠する可能性がある方)、授乳中の方
・18歳未満の方
・うつ病、肝障害、腎障害、糖尿病、炎症性腸疾患、脂質異常(コレステロール値の異常、治療中)
・ビタミンAの内服or外用薬の使用中、ビタミンAでアレルギーを生じたことがある方
・ステロイドを内服中
・抗てんかん薬を内服中
・テトラサイクリン系(ミノマイシン、ビブラマイシン等)の薬を内服中の方
・大豆アレルギーの方(アクネトレントには、大豆油が含まれているため)
・レーシック手術前後6カ月の方
・治療中や治療後1ヶ月以内に献血をする方(終了後1ヶ月して献血は可能です)

(副作用)

【重大な副作用】
・妊娠中の内服による、胎児に対する催奇形性  
 ※女性の場合:服用前2ヶ月、服用中、服用後6ヶ月間は必ず避妊をしてください。
 ※男性の場合:服用中、服用後2ヶ月間は必ず避妊をしてください。

・うつ病の悪化

【その他の副作用】
口・鼻・眼の粘膜の乾燥、皮膚乾燥に伴う皮むけや赤ら顔、鼻出血(※これらは高頻度に生じます)
・炎症性腸疾患
・アナフィラキシー
・発疹、軽度の痒み
・眼瞼炎、結膜炎
・頭痛(高用量を内服した場合)
・筋肉痛、関節痛、横紋筋融解(運動中や運動後に生じやすいです)
・肝機能低下
・脱毛(一時的なもので終了後に元に戻ります)
・めまい、吐き気

(治療の経過)

  • 1日1回1錠 食後に内服します。開始後の1ヶ月以内に、約3割の方で一過性のニキビ増悪(好転反応)が認められますが、内服を継続していくと4〜6週程度で症状は落ち着いてきます。
  • 一般的に、4~6ヶ月ほどで効果が期待できます最低でも4ヶ月は内服を継続して、ニキビが作られない状態になってから、更に2ヶ月内服して治療を終了します)。多くは、6ヶ月で終了となりますが、もし再発する場合は保険治療から再度開始して、改善がない場合のみ最低2か月の休薬期間をおいて再開します。
  • 皮膚の状態や副作用の有無を診察して、ニキビの改善が乏しい場合には期間内で増量を検討します(20mg/日→40mg/日)。
  • 副作用の確認のため、必ず血液検査をお願いしております(初回、1ヶ月、以後は3ヶ月ごと)

(推奨される投与量)

  • 当院の推奨用量は0.3mg~0.5mg/kg/日です(世界的には0.5mg~1.0mg/kg/日)。
  • 再燃や再発を防ぎ寛解状態を保つための累積投与量は120-150mg/kgとされていますが、日本人はこれより少ない量で寛解を維持できると言われています。
(未承認医薬品)
  • 「イソトレチノイン(アクネトレント)」は、日本国内では未承認医薬品(医薬品医療機器等法に基づく承認を受けていない薬剤)です。そのため、万が一の副作用時には公的補償の対象外となります。
  • アメリカのFDA(食品医薬品局)ではニキビ治療薬として承認されています。