＊ 自費診療 ＊
当院では以下の項目について自費診療を行っております。
１：男性型脱毛症（AGA）治療
２：勃起障害（ED）治療
３：ビタミン注射
４：プラセンタ注射（＊ 一部保険適応あり）
５：ドクターズコスメ
６：GID（性同一性障害）ホルモン注射
【１： 男性型脱毛症（AGA）治療】
男性型脱毛症(AGA：Androgenetic Alopecia)は、思春期以降の男性に始まる脱毛症です。
＜男性型脱毛症（AGA）治療薬について＞
テストステロン（男性ホルモン）が体内で5α-還元酵素(5α-リダクターゼ)によって変換されるとジヒドロテストステロン (DHT)という物質になります。このDHTが、脱毛の原因物質です。AGA治療薬は、テストステロンをDHTに変換する5α-還元酵素を阻害する内服薬です。
- 最低6ヶ月程度の内服継続をお勧めいたします（投薬を中止すると効果がなくなります）
- 副作用：性欲減退1.1％、勃起機能不全0.7％など（重大なものはありません）
- 使用上の注意点：妊婦への投与の禁止、 妊婦あるいは妊娠している可能性のある女性・授乳中の女性は粉砕・破損した本剤を取り扱わない
＜薬剤の種類＆価格一覧＞
＊ 以下の価格は診察料込みの料金となります ＊
フィナステリド錠１ｍｇ ２８錠 【価格：5,500円（税抜）】
プロペシア錠１ｍｇ ２８錠 【価格：8,500円（税抜）】
ザガーロ錠0.5ｍｇ ３０錠 【価格：9,500円（税抜）】
【２：勃起障害（ED）治療】
勃起障害（ED：Erectile Dysfunction）は、勃起が不十分なために、性行為に支障がでる症状です。
＜勃起障害（ED）治療薬について＞
原則、当院では安全性を考慮して医療専門卸会社を通して、純正品のみを国内メーカーから仕入れておりますので安心して内服して頂けます。そのため、バイアグラを除くレビトラやシアリスのジェネリックは安全性を考慮して処方しません（バイアグラのジェネリックは正式に認可を受けております）。
- 未成年の患者さまには処方できません（成人の方は、とくに年齢制限はありません。）
- 副作用：ほてり、頭痛、動悸など（重大なものはありません）
- 使用上の注意点：
①性的刺激がなければ内服しても効果はありません。（薬に性的興奮を起こす効果はありません。性欲障害、射精障害、オーガズム障害では適応外となります）。
②性行為の約１時間前に内服してください（ただし、個人差がありますので適した時間は異なる場合があります）。
③食事直後の内服や、性行為前の飲酒は避けてください（効果が低下する場合があります）。
④以下の方は薬を使用できません。
心疾患で硝酸薬（舌下錠、貼り薬、塗り薬、スプレー）を使用中の方、心筋梗塞（6か月以内）、低血圧や高血圧、脳梗塞・脳出血（6か月以内）、肝硬変、網膜色素変性症
＜薬剤の種類＆価格一覧＞
＊ 以下の価格は診察料込みの料金となります ＊
シルデナフィル錠２５ｍｇ ２０錠 【価格：12,000円（税抜）】（＊シルデナフィル：バイアグラ錠のジェネリック）
シルデナフィル錠５０ｍｇ ２０錠 【価格：14,000円（税抜）】
バイアグラ錠２５ｍｇ ２０錠 【価格：26,000円（税抜）】
バイアグラ錠５０ｍｇ ２０錠 【価格：30,000円（税抜）】
レビトラ錠１０ｍｇ ２０錠 【価格：26,000円（税抜）】
レビトラ錠２０ｍｇ ２０錠 【価格：32,000円（税抜）】
シアリス錠１０ｍｇ ２０錠 【価格：32,000円（税抜）】
シアリス錠２０ｍｇ ２０錠 【価格：34,000円（税抜）】
【３：ビタミン注射】
ビタミンをバランス良く配合した注射を行います。ビタミンは三大栄養素（タンパク質、糖質、脂質）の代謝を助ける働きをします。日常生活が忙しく、食生活が不規則になるとビタミンの摂取が不足し、体調不良をきたします。
ビタミン注射【価格：1,800円（税抜）】
アミノ酸＋トラネキサム酸＋ビタミンB＋肝庇護薬
＜注意事項＞
上記はすべて余分に摂取しても尿から排出されますので副作用の心配はありません。ただし、腎臓機能の低い方や栄養状態の悪い方、脱水症状の方、現在透析中の方などには、この治療をおすすめできない場合があります。詳しくは医師にご相談ください。
【４：プラセンタ注射】
プラセンタとは「ヒト胎盤エキス」のことで、美白やアンチエイジング、細胞の再生、抗酸化作用などの効能を持つ注射です。当院ではプラセンタ注射をご希望している方や検討中の方が安心していただけるように、薬事承認を受けているメルスモンを使用しております。
＊ 45歳〜60歳の方で、更年期と診断された場合は保険で治療を受けることができます。
メルスモン注（１本あたり） 【価格：1,200 円（税抜）】
※2023年2月現在、メルスモン注はメーカーからの安定供給が困難となっているため中止しております。
＜期待できる効果・効能＞
更年期障害の緩和、老化防止、美肌効果、シミ、くすみ、シワ（コラーゲンの生成を高め、肌のハリ・弾力の向上）、保湿（水分保持力の向上で保湿力向上）、ニキビ（炎症を抑え、赤み・かゆみを抑える）、乾燥肌の改善、血行促進（冷え性、基礎代謝の向上）、乳汁分泌不全、月経不順
【５：ドクターズコスメ】
ドクターズコスメとは、医師や医療機関などの専門家が開発もしくは監修しているコスメ（保湿剤、化粧品、UV関連の商品など）のことで、一部クリニックでのみ取り扱いが許可されている商品も含まれます。
乾燥などによる肌トラブルやアトピー性皮膚炎でお困りの方にも安心してお使いいただけるように厳選したものを扱っております。
＊ 商品の詳細に関しては、お問い合わせください。クリニック内に一部テスターもご用意しております。
【６：GID（性同一性障害）ホルモン注射】
※当院では２０歳以上の方のみを対象といたします。未成年の方はお断りさせて頂いておりますのでご了承下さい。
※希望される方は事前に当院までご連絡頂きご予約をお願いします（予約後に薬を取り寄せております）。
＜薬剤の種類＆価格一覧＞
男性ホルモン（エナルモンデポー 125mg/250mg） 【価格：4,500 円（税抜）】
女性ホルモン（プロギノン・デポー 10mg 【価格：1,800 円（税抜）】
＜ホルモン療法により期待される効果＞
性ホルモンとしての直接的な効果と視床下部–下垂体系抑制による性腺刺激ホルモン分泌の低下を介する効果があります。
①女性ホルモン投与→乳腺組織の増大、脂肪の沈着、体毛の変化、不可逆的な精巣の萎縮と造精機能の喪失など。
②男性ホルモン投与→月経の停止、体重増加、脂肪の減少、にきび、声の変化、体毛の増加など。
＜ホルモン療法により生じうる危険性＞
下肢静脈血栓症、肺塞栓症、狭心症、肝機能障害、胆石、肝腫瘍、下垂体腫瘍などがあります。特にエストロゲン製剤（女性ホルモン）の投与は、血液凝固能の亢進、血中プロラクチンの上昇などにも注意する必要があります。原則的に、糖尿病、高血圧、血液凝固異常、内分泌疾患、悪性腫瘍などはホルモン療法の副作用のリスクを増大する可能性があります。
（性同一性障害に関する診断と治療のガイドラインより改変）