志木・新座での風邪(かぜ・急性上気道炎)の症状・治療のご案内

【かぜ(風邪・感冒)について】

かぜ(風邪・急性上気道炎)について

「風邪(かぜ)」は、医学的には「急性上気道炎(きゅうせいじょうきどうえん)」などと呼ばれ、鼻やのど、気管支の粘膜に微生物が感染して炎症を起こす、日常で最も頻度の高い病気です。
風邪の原因の約8〜9割は「ウイルス」であり、インフルエンザウイルス、コロナウイルス、ライノウイルス、RSウイルスなど、その種類は数百以上におよびます。健康な方であれば、基本的にはご自身の免疫力によって数日から1週間程度で自然に治癒に向かいます。
しかし、「ただの風邪」だと思って無理をしてしまうと、気管支炎や肺炎、中耳炎、副鼻腔炎といった別の合併症を引き起こしたり、実はインフルエンザや新型コロナウイルス、溶連菌感染症などの別の感染症であったりすることもあります。
当院の内科・小児科では、東武東上線「志木駅」と「柳瀬川駅」の中間地点にあり、地域のホームドクターとして、大人からお子様まで、急な体調不良の際のプライマリ・ケア(初期診療)を丁寧に行っております。

1. 「風邪」と「インフルエンザ・新型コロナ」の違い(目安)

一般的な風邪と、強い感染力を持つインフルエンザなどでは、症状の現れ方に以下のような違いがあります。
  • 一般的な風邪: のどの痛み、鼻水、くしゃみ、咳などが中心で、熱が出る場合も比較的ゆるやかに上昇します。全身の倦怠感(だるさ)はそれほど強くありません。
  • インフルエンザ・新型コロナ: 38度以上の突然の高熱、激しい頭痛、関節痛や筋肉痛、強い全身の倦怠感が急激に現れるのが特徴です。
    ※当院では、周囲への感染拡大を防ぎ、適切な初期治療を行うため、症状や周囲の流行状況に合わせて、インフルエンザや新型コロナウイルスの「各種迅速抗原検査」を適切に実施しています。

    2. 風邪に対する3つのアプローチ(対処・治療選択肢)

    当院では、つらい症状をできるだけ早く和らげ、ご自身の免疫力で安全に回復できるよう、以下の3つの異なるアプローチ(選択肢)を並行してご提案いたします。

    【選択肢①】自宅での十分な休養と水分・栄養補給(基本のセルフケア)

    風邪を根本から治す特効薬(ウイルスを直接退治する薬)は存在しません。一番の治療は、ご自身の免疫力を最大限に高めるためのセルフケアです。
    • 十分な睡眠と休養: 体を温かくして、とにかく無理をせず横になって休むことが、免疫力を高める最善の方法です。
    • こまめな水分・栄養補給: 発熱や寝汗、下痢などで水分が失われやすくなります。スポーツドリンクや麦茶、スープなどで水分と塩分をこまめに補給してください。食事はうどんやおかゆなど、消化が良くエネルギーになりやすいものを摂りましょう。
    • 室内の加湿: 空気が乾燥すると、のどの粘膜が傷つきウイルスが繁殖しやすくなります。室内の湿度を50〜60%を目安に適切に保ってください。

      【選択肢②】当院での保険診療(症状を和らげる適切な対症療法)

      受診いただいた際は、丁寧な診察(のどの腫れの確認、胸の音の聴診など)を行い、つらい症状を軽減して体が休まるようにするための「対症療法(お薬の処方)」を行います。
      • 症状に合わせた処方: 熱や頭痛を和らげる「解熱鎮痛薬」、咳を鎮める「咳止め薬」、鼻水・喀痰の性状を改善させる「去痰薬」など、患者様の年齢、体重、お仕事のライフスタイル(眠気の出にくさなど)に合わせて最適なお薬を選定します。
      • 漢方薬によるアプローチ: 風邪の引き始めの悪寒には「葛根湯」、のどの痛みには「桔梗湯」など、体質や風邪のステージに合わせた保険適用の漢方薬治療もご希望のある方には積極的に取り入れています。
        • 抗生物質(抗菌薬)についての正しい理解: 風邪の主な原因はウイルスであるため、細菌を殺すお薬である「抗生物質(抗生剤)」は風邪には原則として効果がありません。当院では、細菌による二次感染(扁桃炎や肺炎など)が強く疑われる場合にのみ、適切な抗生物質を処方するという安全な適正使用を行っています。

      【選択肢③】症状悪化時の再受診と合併症の経過観察(リスク管理)

      通常の風邪であれば数日から1週間程度で快方に向かいますが、以下のような場合は別の病気への移行(合併症)や重症化のリスクを考慮した経過観察が必要です。
      • 再受診の判断目安: 「38度以上の高熱が5日以上続いている」「咳がどんどん激しくなり、夜眠れない」「激しい頭痛や嘔吐がある」「お子様がぐったりして水分を受け付けない」といった場合は、肺炎や急性中耳炎、脳炎などの合併症を起こしている可能性があるため、速やかに再受診していただくか、状況に応じて高度医療機関へのご紹介を行います。

      3. 当院の受診・ご相談の流れ

      「急に熱が出て体がだるい」「子どもが風邪気味だけど、いつもの小児科で一緒に診てほしい」という方も、どうぞお気軽にご来院ください。
      当院は内科・小児科・泌尿器科が一体となったファミリークリニックですので、ご家族皆様の急な体調不良の診察のついでに、生活習慣病(高血圧・糖尿病など)の管理や、自由診療(ニキビのイソトレチノイン外来など)についても同じ院内で総合的にサポートできる体制を整えています。WEBから事前に順番予約をお取りいただけます。
      👉 [WEB予約はこちら(当院の予約システムへ移動します)]

      *土曜はご利用できません。