【GID（性同一性障害）ホルモン注射】

＜薬剤の種類＆価格一覧＞

＊ 初回のみ診察費がかかります＊
診察費　1,500円

男性ホルモン（エナルモンデポー 125mg/250mg）　【価格：4,500 円（税抜）】

女性ホルモン（プロギノン・デポー 10mg　【価格：1,800 円（税抜）】

※当院では２０歳以上の方のみを対象といたします。未成年の方はお断りさせて頂いておりますのでご了承下さい。
※希望される方は事前に当院までご連絡頂きご予約をお願いします（予約後に薬を取り寄せております）。

＜ホルモン療法により期待される効果＞

性ホルモンとしての直接的な効果と視床下部–下垂体系抑制による性腺刺激ホルモン分泌の低下を介する効果があります。
①女性ホルモン投与→乳腺組織の増大、脂肪の沈着、体毛の変化、不可逆的な精巣の萎縮と造精機能の喪失など。
②男性ホルモン投与→月経の停止、体重増加、脂肪の減少、にきび、声の変化、体毛の増加など。

＜ホルモン療法により生じうる危険性＞

下肢静脈血栓症、肺塞栓症、狭心症、肝機能障害、胆石、肝腫瘍、下垂体腫瘍などがあります。特にエストロゲン製剤（女性ホルモン）の投与は、血液凝固能の亢進、血中プロラクチンの上昇などにも注意する必要があります。原則的に、糖尿病、高血圧、血液凝固異常、内分泌疾患、悪性腫瘍などはホルモン療法の副作用のリスクを増大する可能性があります。

（性同一性障害に関する診断と治療のガイドラインより改変）